ミニトマトの苗を近所のスーパーから買ってきて3ヶ月育ててみましたのでそのまとめを書きます。
過去記事はこちら
【節約・貯金】〜ミニトマト編①〜食費節約のためにLEDライトを用いた室内水耕栽培を始めました
【節約・貯金】〜ミニトマト編②〜室内LED栽培でミニトマトは育つのかを調査してみた
【節約・貯金】〜ミニトマト編③〜室内水耕栽培用LEDの選び方、PPFDを上げる方法
【節約・貯金】〜ミニトマト編④〜育苗してから2週間、実をつけ始めました
【節約・貯金】〜ミニトマト編⑤〜育苗してから1ヶ月、実がどんどん付いています
【節約・貯金】〜ミニトマト編⑥〜育苗してから2ヶ月で収穫可能になりました
買った苗
近所のスーパーで税込60円で売っていたミニトマト
ぺぺという品種です
使用した装置
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ランニングコスト
主に電気代です、月316円、計算式は下記の通り
ポンプ 2W * 24h * 30日 / 1000 * 20円/kWh = 28 円/月
ライト 30W * 16h * 30日 / 1000 * 20 円/kWh = 288 円/月
収穫までの時間、収穫した個数
苗植え付けを0週目とすると、
2週目:実をつけ始める
8週目:収穫開始
12週目:収穫完了
収穫した個数は約50個でした。
電気代と苗代を考慮すると、約1,100円かけてミニトマト50個を収穫した計算になります。
うちの近所のスーパーで同じ量を買おうとすると1800円ほどかかるので、700円得した計算。(少ない!)
良かった点
- 完全室内栽培でも問題なくトマトが得られた
- 土栽培にありがちな虫がまったく発生しなかった
- 完全無農薬栽培ができた
- 日々の世話は植物が吸収した分の液肥を足すだけで楽だった
- 水耕栽培のためか液肥をどんどん吸収し、成長が早かった(葉の勢いがすごかった)
反省点と対策
- トマトに代表される実がなる系の野菜は収穫までの日数が長く、電気代のランニングコストばかりかかってコスパが悪い
対策:収穫までの期間が短い葉物野菜(レタスやほうれん草)を育てる - 室内栽培のため縦横ともにスペースの制限があり、トマトが好きなように成長することができず、そのために収穫数が少なかった
対策:あまり株が大きくならない品種(レジナ)を育てる - わき芽を片っ端から取りすぎて、収穫数が少なかった
土耕栽培は土からの養分が限られており、主幹に栄養を集中させるためにわき芽をとらなければいけない。しかし水耕栽培は液肥から(ほぼ)無限に栄養を吸収することができるので、わき芽にも十分栄養が行き渡り、収穫数アップに繋がる
対策:わき芽はとらない
まとめ
始める前はLED水耕栽培でトマトを育てようとした色んなブログを参考にしましたが、どれも失敗の報告ばかりでした。
しかし自分で文献を参照して理論上栽培可能な見通しが立ち、実際収穫まで漕ぎ着けたので初水耕栽培は成功と考えてます。
しかしLED水耕栽培でトマトを育てるのはコスパが悪いので次は葉物野菜を育てる予定。