こんにちは、ぺんです。
夏はエアコンの電気料金が大きく上がる季節です。
エアコンの省エネのためには、
- エアコン本体のフィルターを掃除すること(熱交換フィンに当たる風速を早くして熱交換の効率向上)
- 室外機の周りに物を置かないこと(熱交換後の高温排気を効率よく逃すため)
- 室外機に日が当たらないようにすること(冷やす心臓部の温度上昇を防ぐ)
が非常に重要です。
上の2つは掃除、片付けでなんとかなりますが、最後の一つは日除けカバーがないとどうにもなりません。
しかし調査によると室外機カバーをつけると年間2,600円の節約になるらしいので、付けない手はありません。
市販の日除けカバーの欠点
日除けカバーを手に入れるにはお店で買うのが一番早いですが、市販の物を見るとどれも微妙なものばかり。
↑おしゃれ目的ならいいのですが、省エネ目的なら排気の熱が室外機の周りに篭るので論外です。また価格も高いのが難点。
↑排気を妨げない設計ですが、日除けカバーが室外機の天板を覆ってしまうので、天板からの熱放散がなくなりよくない。
↑排気を妨げず、かつ日除けカバーと室外機の天板の間にスペーサーがあるので天板からの熱放散もよく考えられてよいです。
ただ耐久性は?がつきます。ワンシーズンでダメになるなら、毎年新しい日除けカバーを買わなくてはならなくなり、電気代の削減分と相殺してプラスマイナス0になってしまう恐れがあります。
というわけで、我が家では3年前から日除けカバーを自作しています。今年のは2回の改良を加えたver3。
実際に作ってみる〜材料編〜
材料はメッシュパネル以外100均で揃います。初期投資費用は約2,200円。
ブログの最後に購入用のリンクを貼っています。
- 60cm * 90 cmのメッシュパネル(雨ざらしになるので錆びないようにステンレスorエポキシ塗装を選ぶ)
- 90cm * 180 cmのアルミ断熱シート(100均で購入、ペラペラのやつで大丈夫です)
- アルミテープ(100均で購入、見栄えを気にしなかったらガムテープでも可)
- 発泡スチロール(100均で購入、工作用で売っているはず)
- 両面テープ(100均で購入)
- 結束バンド(100均で購入)
実際に作ってみる〜作り方編〜
1. メッシュパネルをアルミ断熱シートで覆う
2. 接続部はアルミテープで貼り合わせる、四隅もアルミテープで補強
3. 室外機と日除けカバーの間のスペーサーを2つ作る
発砲スチロールを15 cm *25 cmに切り出し、両面テープで重ね合わせて好きな厚みにする(我が家は約3.5cm)。厚ければ厚いほど室外機と日除けカバーの間が空いて天板の放熱に有利ですが、強度が下がります。
4. 先ほど作った本体に発砲スチロールのスペーサーを貼り、結束バンドを通す穴を開ける
位置は室外機によってサイズが違うので、各自調整が必要
5.結束バンドで室外機に固定して完了
こんな感じです、ちゃんと室外機との間に隙間があって放熱でき、かつ日差しを遮るのに十分な長さがあります。
まとめ
室外機の日除けカバーが自作できました。
毎シーズン更新が必要なのはアルミ断熱シートとアルミテープのみで、発泡スチロールのスペーサーとメッシュパネル、結束バンドは再利用可能です。
なので一度作ってしまえば毎年200円(アルミ断熱シートとアルミテープ)で維持可能です。
材料のリンク
繰り返しになりますがメッシュパネル以外は全部100均で揃えられます。以下には材料のイメージを示します。