こんにちは、ぺんです。
我が家の資産形成は運用コストが最安レベルのeMAXIS slimの全世界株式(除く日本)に全余剰資金を回してます。
ポートフォリオに債券を全く入れていないのは、まだ30代前半と若いためリスクを最大限に取れると考えているためです、大きいリスクを取るほどリターンも大きいですから。このせいもあって今回のコロナ暴落でだいぶ純資産が目減りしました。
しかし本当にポートフォリオに債券と組み込むと暴落時のダメージは軽減できるのでしょうか?実際にeMAXIS silm バランス(8資産均等型)の成績を他のファンド成績を比較してみました。
eMAXIS silm バランス(8資産均等型)は以下にあるようにこれでもかというくらい分散投資してます。株:債券:REIT=3 : 3 : 2で、債券は全体の37.5%、約4割を占めます。
出典
比較前提
- eMAXIS silmのファンド成績を使用
- 比較対象は
・米国株式(S&P500)
・全世界株式(オール・カントリー)
・国内株式(日経平均)
・バランス(8資産均等型)
・先進国債券
・国内債券 - コロナ暴落が始まった2020/2/21を基準に2020/4/28までのグラフを作成
コロナ暴落後の変化グラフ
債券オンリー:ほとんどダメージを受けていない
バランス(8資産均等型):株式オンリーに比べると少し下落はましかなという程度
株オンリー:米国と全世界株式が一番下落した。意外にも日本株は健闘、日銀が買い支えているからか?
コロナ暴落後の最大下落率
債券オンリーは-5%、バランスは-25%、株式オンリーは-35%の下落。
債券を40%組み込んだ時の下落率は以下の計算で、-23%と計算されるのでほぼ理論値通り
-5% * 0.4 + -35% * 0.6 = - 23%
|
下落率 [%] |
国内債券 |
-1.3 |
先進国債券 |
-5.0 |
バランス(8資産均等型) |
-26.1 |
国内株式(日経平均) |
-29.1 |
全世界株式(オール・カントリー) |
-33.8 |
米国株式(S&P500) |
-34.4 |
考察と結論
意外にeMAXIS silm バランス(8資産均等型)にしても、株式オンリーと比べて下落率は10%しか抑えられませんでした。
この下落率を10%抑えるのをどう見るかですね、私は大したことないと考えて全部株に回してしまいますが。