こんにちは、ぺんです。
以前の記事で私は洗濯乾燥機の手入れについて書きました。
今回は洗濯乾燥機の手入れの効果が如何程かを測定してみようと思います。
使うのはこのワットチェッカー。電気代を測定してくれ、どの電気製品の消費電力が高く、どこを節約すれば効果が大きいのかがわかる、節約生活には欠かせないアイテムです。
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測定画面はこんな感じ、上に現在の消費電力、下に累計の消費電力が表示されます。下の表示切り替えボタンで、電気料金やCO2排出量も見ることができます。
測定条件
①手入れ前後&標準or省エネ乾燥モードの4条件で消費電力を測定します。それぞれの条件は3回測定して合計値を取ります。
②洗濯量は我が家の平均的な量を用います。
洗濯物 | 枚 |
---|---|
ワイシャツ | 3 |
下着上下セット | 3 |
バスタオル | 3 |
ハンドタオル | 6 |
靴下 | 3 |
子供寝間着 | 1 |
子供ズボン | 1 |
③毎回洗濯乾燥が終わるごとに、フィルターの掃除をします。
測定結果
それぞれの条件で測定した結果は以下の通り、
標準モード | 節約モード | % | |
---|---|---|---|
手入れ前 | 2.92 kWh/3回 | 2.63 kWh/3回 | 89.7% |
手入れ後 | 2.87 kWh/3回 | 2.53 kWh/3回 | 88.2% |
% | 98.3% | 96.2% | — |
乾燥モードは節約モードを選ぶことで、標準モードよりも10%電力を削減できることがわかります。(カタログスペックでは33%削減、だいぶ乖離があるのは謎)
また、隅々まで手入れすることで、4%電力を削減できることがわかります。
仮に、
手入れしない&標準モードで乾燥時
2.92 [kWh/3回] * 22 [円/kWh] * 365/3 [回/年] = 7,815円
手入れをする&省エネモードで乾燥時
2.53 [kWh/回] * 22 [円/kWh] * 365 [回/年] = 6,771円
手入れをする&省エネモードで乾燥を心がけるだけで、年間1,043円の電気代が節約できます。(意外に少ない…)
まとめ
洗濯乾燥機を省エネモードで使い、こまめな手入れをすることで、最大14%節電できることがわかりました。
みなさんもワットチェッカーを使って、色々と測定すると楽しいですよ。
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