こんにちは!
前回の記事では、中国旅行をオススメする5つの理由を紹介しました。
今回からは、数回にわたって、私達夫婦が2017年春に行った中国旅行について紹介していきます。
2017年って随分前のことを書くんだなーって感じですが、どうぞお付き合いください。
まず今回は西安(シーアン、シーヤン)についてです。
西安といえば!教科書によく出てくるアレです!
兵馬俑!
西安にある兵馬俑は、秦の始皇帝のお墓に一緒に埋められた冥器です。
この方が秦の始皇帝。(この像は兵馬俑と同じ敷地内にあります。)
冥器というのは、死者が死後の生活に困らないようにお墓に一緒に埋葬するものです。
日本でいうと埴輪みたいな感じでしょうか。
秦の始皇帝以前の時代に行われていた殉葬に代わるものとして、この兵馬俑が埋葬されるようになったそうです。
アクセス&ホテル
私達は
西安咸陽国際空港→①バス→②西安市街地で宿泊→③バス→兵馬俑
のルートで兵馬俑まで行きました。
①バス(西安咸陽国際空港→西安站龙海大酒店)
2号線 西安站龙海大酒店線というバスに乗り、西安市街地にあるホテルまで行きました。
このサイトがとても参考になります。
②西安市街地で宿泊(西安站龙海大酒店)
途中のバス停で降りる自信がなかったので、終点近くのこのホテルに泊まりました。
近くっていうか目の前。バス停の名前=ホテル名なくらいです。
客室はキレイ。ちゃんと掃除されている感じがしました。
中国らしさもあります。
お値段なんと2人で5000円!激安。
壁紙が破れていたり何だりはしますが、かなりコスパ良いです。
何よりバスの終点に激近&西安駅にも歩いていける距離というのが素晴らしい。オススメです。
③バス(西安駅→兵馬俑)
ホテルから西安駅近くのバスターミナルまでは、徒歩でいきました。
西安駅。この写真の右手側にバスターミナルがあります。
西安→兵馬俑のバスは、このサイトがとても参考になります。私達もお世話になりました。
とここでちょっとしたトラブルが。
バスターミナルで目的のバスを探していると、中年男性が私達に話しかけてきて、「兵馬俑に行くならこっちだ」という感じでバスに誘導してきたのです。
はじめは「親切な人だな」と思いノコノコと付いていったのですが、バスを見るとどうも怪しい(誰も乗っていない)。
嫌な予感がしたので、丁重にお断りし、公共のバスを探してそちらに乗りました。
後々調べると、高額なツアーの勧誘だったようです。
皆さんもお気をつけください。
兵馬俑の魅力
なんとか兵馬俑坑に到着しました。
ひろーい広場の中に兵馬俑はいます。
この建物の中に入ると...
どどん!
大量の兵馬俑たちが迎えてくれます。
迎えてくれるっていうか、威圧してくる。
みーんなこっち向いていますからね。かなりの迫力です。
私は実際に観に行く前、「兵馬俑かー、教科書でよく見るやつね」くらいにしか思っていませんでした。
しかし!
兵馬俑、とんでもなかった。まさに圧巻。圧倒されました。
その数、大きさ、精巧さ。どれをとっても想像を超えていきます。
写真じゃ全然伝わらない。
実物見に行ったほうがいいよ!って全力で推します。
その数、8000体以上。めちゃくちゃ広い。もはやライブ会場です。
しかもまだ発掘作業をしていない場所もあるらしく、さらに増えていく可能性があります。
この大きさ!自分の背丈より大きいです。180cmくらい。
そしてこの精巧さ。
一体一体顔が違うんです。
実際の人物をモデルにして作られたんだとか。
しかも当時は色が付いていたそうです。
馬の兵馬俑?もいたり。
馬4頭を連れた大物もいました。
復元作業中の兵馬俑たち。
バラバラの兵馬俑。ちょっと不気味。
まだ発掘&復元作業の途中って、ちょっと意外な感じもします。
二千年以上も前に作られ、埋められた彼らが、たった数十年前に発見されたって、ロマンありませんか?
まだまだ世の中には私達の知らない秘密が眠っているんだろうなーとゾクゾクします。
まだまだ兵馬俑の感想を述べたいところですが、私の貧弱な文章&写真をグダグダ続けるのもあれなので、このへんでやめておきます。
大慈恩寺の大雁塔(ダイガントウ)
兵馬俑だけで一日過ごすのは難しかったので、大雁塔も観に行きました。
一度西安までバスで戻り、地下鉄で大雁塔駅まで向かいます。
駅から大雁塔までの道のりにあったショッピングモール。中国っぽい!とテンションが上がります。
謎の柱。PM2.5がすごい。
大雁塔に到着!
大雁塔は三蔵法師が持ち帰った経典や仏像を納めるために建てられた塔だそうです。
世界遺産に登録されています。
大雁塔のふもとにあるお寺。
世界遺産のわりに、あまり混んでいませんでした。
夕食①:夜市
西安1日目の夕食は、夜市で食べ歩きをしました。
平らな肉まんみたいなものを食べたり。
このお店がおいしかった!
ハラール料理のお店で、豚肉は使われておらず、その代わりに羊肉が使われています。
「清真」とか「回民街」とか書いてあったら、ハラール料理のお店らしいです。
中国にはイスラム教徒も多いらしく、ハラール料理のお店も多いんだとか。
そしてハラール料理のお店は結構当たりが多いと聞きました。
ここでは小籠包や野菜炒めなどを食べました。
西安の夜市は、西安鐘楼のすぐそばにあります。
ライトアップされてて綺麗でした。
夕食②:海底撈火鍋
2日目の夜は、このお店で火鍋を食べました。
サービスの良さを売りにしたお店で、親切・丁寧な接客は日本のお店に慣れきった私達もびっくりなレベルでした。
髪を結ぶためのゴムやメガネ拭き、かばんカバーなどの用意もされていますし、お惣菜?漬物?も食べ放題(中国にはそういうお店が多いようですが)。
タレが豊富で、自分でミックスしながら食べられるのが楽しかったです。
注文はタッチパネル式で、中国語がわからなくても頼みやすいのが助かりました。
2人で5千円くらい。中国のなかでは少し高めでしたが、日本でこのお値段でこの味&サービスはまずありません。大満足でした。
ちなみにこのお店、実は日本にも進出しています。
東京の他にも、大阪・兵庫にもあるようです。
私も中国で食べた火鍋の味が恋しくなり、池袋店に行ったことがあります。
西安のお店ほどのサービスではありませんでしたが、味はバッチリ。
このブログを書いていたら、火鍋をまた食べたくなってきました。
兵庫まで遠征するしかない...。